アロマセレクト ブログ

精油成分を網羅するための頭の体操
更新日 2016/9/10(土)

おはようございます。

坂本です。

 

普段は21時には就寝ですが、昨晩は気になることに集中していたため夜更かしをしております。(ただいま22時半! えっ?夜更かしじゃない? 皆さま起きてる時間ですか?)

 

先般、精油(エッセンシャルオイル)の主成分となるテルペンについての解説をさせていただきました。

例えばピネンやサビネンなどはモノテルペンという物質に属することをお話しました。

なかでもミルセンは、ものすごく分かりやすい形状のモノテルペンです。

 

ミルセン

ミルセン

 

 

分子式はC10H16です。

炭素が10個、水素が16個です。

 

ご覧になると分かるように二重線が3つ含まれますね。

炭素は元素同士で結びつくための手を4本持っていますが、炭素同士でそれぞれが1本の手ずつ出しているのではなく2本の手を出しているという状態です

元素同士が結びついている状態を結合していると言いますが、2本のうち1本はσ(しぐま)結合、もう1本はπ(ぱい)結合と言います。違う種類の手なのですね。この辺気になる方は工場にいらしてください。(大学レベルの化学講座をお話しますよ)

 

さて、昨晩、何故夜更かししているかと言うと、すなわち炭素が10個、水素が16個を組み合わせることで何種類くらいの精油成分を作ることができるのか、その組み合わせと数を考えてみたくなってしまったのです。

気になって気になって仕方がありません。

 

しかし、、、挫折しました。

 

複雑すぎます。

 

C10H16は炭素が輪っか状態につながっているものもあれば、ひたすら真っすぐつながっていて途中で枝分かれしているものもあります。

輪っか状態になっているものは例えば、α-ピネン。

 

α-ピネン

α-ピネン

 

六角形になっているのがわかりますでしょうか。

輪っかになっていると二重結合の数が3つなくとも炭素10個と水素16個に納まってしまいます。

冒頭で紹介しましたミルセンは、輪っかになっていません。途中で枝分かれしているのみです。

 

とにもかくにも炭素10個と水素16個の組合せを考えると、炭素の並び順の問題も出てきます。輪っかになってるかどうかで二重結合(二重線)の数も変わってきます。二重結合がどこに配置されるのか、ということも考えなくてはならないので複雑すぎです。

 

たかだか炭素が10個だと言うのに・・・

 

ならば、ということでモノテルペンではありませんが、炭素10個からなるもっとも単純な炭化水素で考えてみることにしました。

二重結合がないパターンで、しかも炭素が輪っか状態にならないものというかなり基本的な物質です。

 

 

 

直鎖状のアルカン

 

 

炭素の骨格が輪っかを作らないし、二重結合もない物質を一般的にアルカンと呼びます。

事前に言っておくと、これらは精油に含まれる成分ではありません。

あまり良い臭いではありません。

毒性のあるものもあります。

 

炭素10個の場合、水素は22個となります。

 

C10H22です。

 

ちなみに炭素が1個の物から順に

 

1個・・・メタン CH4

2個・・・エタン C2H6

3個・・・プロパン C3H8

4個・・・ブタン C4H10

5個・・・ペンタン C5H12

6個・・・ヘキサン C6H14

7個・・・ヘプタン C7H16

8個・・・オクタン C8H18

9個・・・ノナン C9H20

10個・・・デカン C10H22

 

です。

上記で述べたとおり、精油に含まれる成分ではありません。ガスでよく聞く名前ですね。

メタンガスとかプロパンガスとか。

炭素が1個増えるごとに水素は2個ずつ増えていきます。

 

今回は、上記中のデカンという物質に分類されるものが、どれくらいのパターンがあるのかを考えてみることにしました。

 

しかし、少し考えてみて気づきました。これでもまだ複雑すぎます。。。

 

いや、ここで挫折しては自称・化学者の名が泣いてしまう!

 

炭素が基本的な骨格になりますので、水素を省略して全て書き出してやろうではないか、と思った次第です。

なるべく見落とさないように、一番長く連なった炭素の数を基本に考えました。

 

10個全てが直列に並んでいる場合。

9個が直列に並び、1個が途中から飛び出している場合

8個が直列に並び、2個が途中から飛び出している場合

7個が・・・

6個が・・・

 

と考えてみました。

途中から飛び出している炭素の数が増えていくと、それもさらに枝分かれすることも可能で、ますますややこしくなりました。

 

以前にも書きましたが、もはや化学力ではありません。パズル力です。そして忍耐力です。

 

きっと、私よりもそのあたりを歩いている小学生の少年・少女たちの方が得意なのかもしれません。

 

こちらが、その軌跡です。

結果的に55個を書き出すことができました。

 

書き出し中

書き出し中

 

まだ書き出し中

まだ書き出し中

 

まだまだまだ書き出し中

まだまだまだ書き出し中

 

さらに書き出し中

さらに書き出し中

 

もっと出てきます

もっと出てきます

 

そろそろ苦しい

そろそろ苦しい

 

最後の力、ではなく脳みそを絞り出しました

最後の力、ではなく脳みそを絞り出しました

 

坂本の思考力ではここまでです。

ほぼ書き出し尽くしただろうと満を持しております。

 

しかして、こういうものもきっと誰かが答えを出しているだろうと思ってネットで調べてみたところ、、、正解は75個だそうです。

 

ちなみに最終的に見てしまったページがこちら。

 

http://www.geocities.co.jp/junk2515/sanpo/sanpo_04.htm

 

全然足りてない・・・。

 

20個も見落としがあります。

 

どこに見落としがあるのだろうか、、、今晩からはこの見落としを探す心の旅に出かけたいと思います。

 

 

 

 

とは言え、モノテルペンという分類で考えた場合は、数はひょっとしたらこれよりも少なくなるかもしれませんね。

イソプレンという物質を基本構造としている物質なので、ある程度の基本骨格は決まってしまいます。75種類の全てのパターンから派生するわけではないと思います。

まだまだ坂本の眠れない日は続きます。

本日は、坂本の趣味にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

Pocket