アロマセレクト ブログ

精油の工場もいい季節になりました
更新日 2016/10/3(月)

こんにちは。

坂本です。どうも季節の変わり目の気温の変化に弱い体質なのか、鼻の調子がよくありません。鼻炎の薬を飲もうと思って、間違えて酔い止めの薬を飲んでしまいました。

なので、急な船や飛行機による出張が入っても大丈夫です。

 

さて、そんな季節の変わり目、本日の鼻の調子はよくないですが、気持良いと感じますよね。

気持ち良いのでブログを書いてみました。

本日は、何となく頭に浮かんだことをツラツラと書かせてくださいませ。

 

さて、気持ち良いと感じる季節は人それぞれですが、坂本の場合は

 

・9月になったとき

・10月になったとき

 

9月は残暑も厳しい季節ではありますが、気分的にも秋に突入するだけでも、心持ちが違います。精油(エッセンシャルオイル)の工場も8月は暑く、9月も暑いですが、気分的には幾分落ち着きます。

 

10月は心だけでなく体も秋を感じることができます。精油の工場は身も心も深みを増した感じになります。1年のうちでもっとも贅沢な職場だなぁと感じる時期でもあります。

 

そして工場から見る山々も良いですね。

紅葉の季節を迎えるとなると、近くで見ても遠くから見ても素敵な気分になります。

と言っても、工場から見る山々は緑緑していますが。

 

上市の山々

上市の山々(精油工場から近め)

 

 

どんよりとした雲空であっても、ここから見る風景は大好きです。

 

しかしながら、どんな季節でも森林に入ると気持ちいいですよね。森林浴効果とでも申しましょうか。

 

富山県上市町でも森林セラピーツアーを行っているので、森林セラピーの何たるかの触りくらいは坂本も覚えるようになりました(坂本が行っているわけではありません)。

 

 

余談ですが、夜中に森林に入るとちょっと苦しく感じませんか? 光合成をしていないからでしょうか? 樹木の呼吸によるCO2排出がメインだからかもしれませんね。えっ? 苦しくなんかありませんか?

 

 

 

 

フィトンチッドって聞いたことありますか?

 

 

森林浴効果の正体はフィトンチッドという物質を浴びているなんていうことを聞くことがあります。

 

恥ずかしながらアロマの事業で精油を製造するまでは、フィトンチッドという言葉を存じ上げませんでした。今でこそようやく、フィトンチッドという言葉は日常的に聞くようになりましたが、まだまだ馴染みの薄い言葉でしょう。

 

ポケモンGOしようぜ、くらいに馴染みのある言葉になるといいですね。

フィトンチッドを感じにいこうぜ、みたいなのはどうでしょうか。

 

 

フィトンチッドという響きが好きで、きちんと調べたことがありませんでしたので、それが何者なのかは、実際はどのようなものなのかというのを実はきちんと調べたことがありませんでした。

 

そこで、Wikipediaを見てみました。

 

1930年ごろロシア・レニングラード大学のボリス・トーキン(英語版、ウクライナ語版)が、植物を傷つけるとその周囲にいる細菌などが死ぬ現象を発見した。ボリス・トーキンはこれを植物が周囲に何らかの揮発性物質を放出したためと考えて、この物質をフィトンチッドと命名した。フィトンチッドは「植物」を意味する「Phyto」と「殺す」を意味する「cide」から作られた造語である。

 

 

だそうです。

レニングラードは現在サンクトペテルブルクと呼ばれている都市ですね。

それにしても、チッドはcideで殺すを意味するとは・・・物騒ですね。

例えば自分にとって体に悪いものを殺すと考えると、納得できなくもないですが、ちょっと腑に落ちません。

 

そこで、提案です。

 

フィトンチッドを改めて、生命を感じさせるフィトンライフなんてどうでしょう。

Phytonlife

 

なにかの生活スタイルみたいです。どうでしょう?

 

なお、Wikipediaの冒頭部分には、解説の続きがあります。

 

またマツやヒノキといった針葉樹から発散されるフィトンチッドが、森林の中でヒトをリラックスさせる成分であることを明らかにした。

 

 

とのことです。

針葉樹に多く含まれるものはアロマセレクトで調べた範囲では、ピネンであったり、サビネンといったところです。

いずれもこれまでのブログにて解説したモノテルペンです。他にもモノテルペンアルコール類では、坂本がこよなく愛するリナロールもあります。

 

なお、ピネンはpine(パイン)から来ています。pineはマツのことです。針葉樹に多く含まれることが名前からも想像できますね。

 

 

実際に、植物は精油成分で外部から自身を守っているということは聞いたことがあります。

樹皮の成分で守られつつ、樹齢1000年を超えるといったことでしょうか。

 

樹皮に含まれている時は、常温の範囲ではほぼうっすらとした液体状態で含まれているかと思いますが、表面から気化した成分を森林の中では鼻から吸い込んでいるのでしょう。

 

各精油の成分が気化したものが、いわゆるフィトンチッドというものなのですね。

 

どれくらいの割合で空気中に漂うのかというのは、各森林の成分構成に依ることと思います。より気化しやすいものだったり、あるいは樹木に豊富に含まれている成分が、より多く気化して体内に取り込まれる傾向が強いことは想像できます。

 

スギという言葉でひとくくりにされる樹木であっても、当然植生によって含まれる成分が異なりますし、成分構成も異なってきます。品種が違えばなおさらですし、土地が違えば、また異なってきます。季節によっても違いが生じるのが自然からの恵みの面白いところですね。

 

 

 

精油工場とフィトンチッドのコラボレーション

 

工場は今日もフィトンチッドがいっぱいです。

精油あるところにフィトンチッドあり、フィトンチッドあるところに精油あり、です。

 

 

抽出機周り

抽出機周り

 

 

粉砕作業場

粉砕作業場

 

リナロールや、1,8-シネオール、リモネンやα-ピネンが空気中に漂っているのが見えるようです。

抽出機の周りは当然、漂っています。

樹木の粉砕場周りも心地良いです。マスクをして粉塵を防御していますが、フィトンチッドは侵入してきてくれるので本当に良い気持ちになります。

 

心無しか、工場にいると調子の悪かった鼻の調子が良くなってきたような気がします。人それぞれ個人差があるかと思いますが、坂本は精油の作用による影響を受けやすいタイプなんだな、としみじみと感じています。

 

フィトンチッドさん、ありがとう。

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