アロマセレクト ブログ

精油成分ゲラニアール
更新日 2016/10/29(土)

こんばんは。10月も終わりを迎えようとしています。

日々の寒暖差も激しい上に、朝昼晩の寒暖差も激しくなってきましたね。

体調にはお気をつけくださいませ。

そして今、チャンネルを入れてみた日本シリーズも広島と日本ハムが接戦を演じています。日本一を決めるのに相応しい素敵な両チームです。

 

そんな本日は何故かゲラニアールな気分なので、ゲラニアールについて書いてみたいと思います。

ところで、ゲラニアールって何?ですよね。

 

 

 

ゲラニアールとは

 

精油(エッセンシャルオイル)に含まれている成分の一つです。

ということで、本日は久しぶりに精油に含まれる成分の解説です。

クロモジに含まれる主成分リナロールであったり、抗炎症作用の高い1,8-シネオールなど、どことなく科学っぽい名前ですよね。

ゲラニアールも精油に見られる成分の一つで、アロマセレクトの精油の中では、ニオイコブシやタテヤマスギの精油に見られます。

どれくらい含まれているかというと、

ニオイコブシ・・・約1%

タテヤマスギ・・・約2%

です。

 

なお、ゲラニアールに類似の名前でゲラニオールという成分もあります。

ゲラニオールは貴重な貴重なバラの精油に含まれています。

精油業界では美肌成分として有名です。

 

アロマセレクトの精油の中では、ゲラニオールはクロモジに4%ほど含まれています(成分分析した個体について)。

 

 

ゲラニオール

ゲラニオール

 

 

ゲラニオールはC10H18Oです。なんか久しぶりに化学式を書いたような気がします・・・。

上の構造をもとに数えてみてくださいませ。

 

そして本題のゲラニアールはどのような構造でしょうか。

 

ゲラニアール

ゲラニアール

 

 

名前が類似しているのと同様に、構造も類似しています。

一番右側の部分がちょっと異なる程度です。

化学式はC10H16Oです。

ゲラニオールと比べるとH(水素)が2つ減っていますね。

 

ゲラニオールというのはアルコールというカテゴリーに分類される物質です。

ゲラニアールはそのアルコールが酸化されてアルデヒドというのになったものです。

 

つまるところ理論上は、ゲラニアールを作ろうと思えばゲラニオールを酸化させれば良いのです。

逆にゲラニオールを作ろうと思えば、還元させればよいのです。

ちなみに還元というのは酸化の反対です。酸化は何となく日常でも良く聞く言葉かと思います。

還元という言葉も耳にすることはあるかもしれませんが、もっぱら科学的なところではない意味で聞かれるかと思います。

科学の世界では、酸化の反対の化学反応を還元と言います。

酸化と言うと、酸素がくっつくイメージがあるかと思います。

中学校の理科の授業では、例えば金属の銅が酸化して酸化銅となります。

これは銅に酸素がくっついた状態です。

 

酸素がくっつくというのは、あくまでも酸化反応の一つで、狭い意味での酸化なのです。

水素が無くなるものも酸化と言われています。

 

 

 

どんな性質?

 

ゲラニアールはレモンの香りとよく言われます。

そのため香水や香味料にも使用されます。

レモンのような香りを放つ精油には含まれることが多いようです。

ということは香りとしては爽やかで、心地良い気分にしてもらえそうですね。

 

アロマセレクトのニオイコブシやタテヤマスギにも含まれていることは前述の通りですが、成分比率としてはとても少ないです。

しかし、香りを嗅ぐと、どちらの精油にも共通しているのが、フルーティーな香りだねという人が多数いるということです。

もちろんそうでない人もいますが、坂本は、どちらもフルーティな感じを覚えます。

成分によっては、少ない比率でも香りを強く特徴づけるものもあります。

きっとゲラニアールもフルーティな感覚に寄与しているんじゃないかなと思っています。

ゲラニアールが含まれているということはゲラニオールも含まれているのかな?とも思ってしまいますね。

しかしながら、現在判明している成分としてはニオイコブシ精油にもタテヤマスギ精油にもゲラニオールは含まれずゲラニアールのみ含まれています。

 

ゲラニオールもゲラニアールも含まれている場合は、例えば精油を抽出してから時間が経過することによってゲラニオールからゲラニアールに酸化してしまうものもあるかな、と思えますが、実際はゲラニアールとゲラニオールはどちらか一方のみが含まれることが多いため、それぞれ独立した成分として作られているのではないかと思います。

 

 

 

 

さらに酸化すると

 

ゲラニオールが酸化してゲラニアールにすることができますが、さらに酸化させると、また別の物質に変わります。

 

ゲラン酸

ゲラン酸

 

 

ゲラン酸というものに変化します

やっぱり構造が似ていますね。

一番右の部分が異なるだけです。

そして、ゲラという言葉がどこまでも共通でついてきますね。

 

 

Wikipediaさんで調べてみたところ、天然では柑橘系の果実部分に含まれるそうですね。

このような物質変化が面白いのが科学からなかなか離れられない要因の一つです。

 

しかし、何故、今晩はゲラニアールのような気分になったのかはいまだ不明です。

そしてゲラニアールのような気分というのをさらに分かりやすく解説するのも難しいです。

ご想像にお任せしますが、きっとわかる人にはわかるのではないかと思っています。

そうでもない?

お付き合いいただき、ありがとうございました。

タテヤマスギの精油の香りを嗅ぎながら眠ることにします。

おやすみなさい。

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