アロマセレクト ブログ

精油成分リモネンから派生する成分
更新日 2016/12/7(水)

こんにちは。お坂本です。

富山の朝も冷え込みが厳しくなってきました。

車のフロントガラスも霜というか氷が付いていました。

 

 

フロントガラス

フロントガラス

 

結晶の模様が針葉樹の葉のように見えます。綺麗な模様は心も綺麗にしてくれます。

 

そんなことを考えながら車内にタテヤマスギの香りを少しつけてみました。

ところで最近、巷で「リモネン配合」という商品をよくみかけます。スーパーマーケットの商品でも見かけたような記憶があります。何だっけな?

リモネンが流行っているのでしょうか。

※タテヤマスギの精油にはリモネンが含まれています。

 

 

 

リモネンのこと

 

 

アロマセレクトの精油で、リモネンが含まれている精油と言えば、

 

クロモジ

ニオイコブシ

タテヤマスギ

ヒノキ(葉)

ヒノキ(枝葉)

 

です。

柑橘類に含まれていることで有名ですので、昨年にテスト抽出した柚子やミカンの精油にも含まれています。

 

以前にリモネンについての特集を組みましたので、それはこちらをご覧ください。

 

精油成分リモネンについて
https://aroma-select.jp/blog/719

 

 

「リモネン 配合」で検索してみると、洗剤や石鹸など汚れ落としものの商品が多くみられますね。みかんの皮を掃除で使うと汚れが落ちやすいですよね。以前に、建屋内で使用された台車のタイヤ痕を綺麗にするのに、みかんの皮でこすったらキレイに消えたことがあります。

 

アロマセレクトの精油工場でも、みかんだったかユズだったかを抽出すると抽出機内部が綺麗になりました。掃除いらずで、助かりました。

 

リモネンも油に溶けますので、油汚れを溶かすのにリモネンが有効ということのようですが、そういう意味では精油成分はどれを使っても油汚れに有効なのではないかな?と思います。

油を溶かす能力が精油成分によってどれくらい異なるのか、というのも調べてみると面白いかもしれませんが、今後は

 

リナロール配合!

α-ピネン配合!

ゲラニオール配合!

 

といった様々な成分を配合した洗剤が出てくると香りも様々なに楽しむことができそうですね。

 

さて、本日はせっかくなのでリモネンから派生する物質についてお話したいと思います。

 

 

 

リモネンの構造を復習

 

リモネン

リモネン

 

 

二重線になっている部分は炭素同士が手を2本使って結びついているいわゆる二重結合という状態です。

(何度かお話しております)

 

さて、この二重結合のうち1本を切ってしまった物質も世の中には当然あります。

二重結合をすべて単結合(手が1本の状態を単結合と言います)にしてみました。

 

p-メンタン

p-メンタン

 

 

p-メンタンと言います。読み方は「パラメンタン」。

pは「パラ」と読みます。

メンタンというのも慣用名です。

p-というのは、六角形の物質を挟んで正反対の場所に枝分かれした物質がくっついていますよ、という意味です。

枝分かれした物質がくっつく場所が違うと、こんな感じになります。

 

o-メンタン

o-メンタン

 

 

m-メンタン

m-メンタン

 

くっついている場所によって、0-(オルト)、m-(メタ)、p-(パラ)と接頭語が変わります。

面白くないですか?

なお、o-メンタンとm-メンタンは天然ではほとんど無いそうです。

 

今回のはシクロヘキサンという六角形の物質を基準にしておりますが、本来o-、m-、p-という接頭語をもっともよく見かけるのは六角形は六角形でもベンゼン環構造と言われる六角形で使われることが多いです。

ベンゼン環から枝分かれが2つある場合に、隣りあった場所か一つ飛ばした場所か、あるいは正反対の場所にあるかで、使い分ける接頭語です。

 

ベンゼン環

ベンゼン環

 

 

メンタンのこと

 

ちょっとWikipediaさんにお世話になってみます。

p-メンタンについてみてみると、どうやら精油成分としても存在するようです。

グロブルスユーカリという精油に含まれるそうですね。

名前からして、ユーカリの一種なんですかね?

明らかにユーカリの一種なのではないかと思われるかもしれませんが、アロマセレクトスタッフの私は相当に疑り深くなっています。

何故なら、アロマセレクトから出しているミズメザクラ精油がありますが、原料となるミズメザクラは桜とは全く関係のない樹木なのです。樹肌模様が桜と似ているためにミズメザクラと言われているのです。

 

グロブルスユーカリと聞いても疑ってしまう所以です。

 

しかしながらちょっと検索してみたところ、世の中で出ているユーカリ精油はグロブルス種がほとんどとのことです。

つまるところ、グロブルスユーカリはユーカリのことと言ってもおかしくない状態です。

そんなp-メンタンの香りがどんなのか、と言われるとよくわかりません。

ユーカリの特徴成分なのかどうかも分かりません。特徴成分であれば、ユーカリの香りの特徴を表す香りとも言えるかもしれませんね。

 

メンタンと言っても馴染みがない人がほとんどですが、メンタンをちょっといじって、こんな物質になるとどうでしょうか。

 

メントール

メントール

 

さらに六角形のもう一か所に-OHをくっつけてみました。

リナロールとゲラニオールとかにもくっついているOHです。

 

この物質はメントールと言います。

薬にも良く使われてますよね。

リモネンとメントールがなんか親しい関係にあるように感じられませんか?

リップクリームにも含まれてると思いますので、ぜひ薬なんかを購入された際は含有成分を見てみてください。

 

今日から、含有成分にリモネンが含まれているかどうか、メントールが含まれているかどうかは要チェックです。

 

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