アロマセレクト ブログ

精油による雰囲気づくり
更新日 2016/12/28(水)

こんにちは。

世の中の進化のスピードが早いです。

早くてついていけません。

婚活とか保活、就活など、〇活という言葉がずいぶんと溢れています。

つい先日、こんな記事を見かけました。

 

涙活

涙活(2016年12月25日読売新聞 くらし面より)

 

何について書かれたものかというと、テーマは涙活(るいかつ)です。

 

皆さん涙活なんてご存知でしたか?

 

泣くことによってストレスを発散させてリフレッシュすることが目的だそうです。

例えば、感動的な映画やドラマを見て意識的に涙を流すことは一人でも気軽にできるし、泣くことによってすっきりすることでストレス発散ひいては仕事の効率化にもつながるそうです。

 

上記の記事は涙活を試みたい場合にどうすればよいのかというのを記した部分です。

坂本もドラマで涙した記憶がありますが、遡ること何年でしょうか。

大河ドラマ・新撰組の油小路事件の回に涙しましたが、検索してみると2004年のことなので、もう12年も前のことなのですね。

なんと坂本がギリギリ20代の頃です。20代なんて坂本にもあったのですね。

 

 

 

香りの作用

 

涙活の上記文面の6行目にアロマについて言及がありますね。

涙活を行うにあたっては雰囲気作りも重要で、そのためにアロマで空間に香りをつけるということです。

リフレッシュが目的であれば、スギの精油の香りを嗅ぐだけで十分じゃないか、と言いたいところですが、それを言っちゃあ野暮すぎます。

雰囲気づくりにアロマをお勧めするというのは、とてもとても良いことだと思います。

 

最近ご無沙汰してしまいましたが、嗅覚に関するブログも以前に書いたことがあります。嗅覚の仕組みについてはアロマの世界では基本事項であるため、アロマの講座を受講した際に、脳への働きかけの仕組みは勉強させてもらいました。

 

脳科学の拠点の話。精油との関わり

 

こんなブログも以前に書いております。

リラックスしたい時にクロモジ精油を使ったり、気分を高揚させたい時にニオイコブシ精油を使ったりと用途によって様々ですが、雰囲気作りの観点からはお話したことがありません。

この分野は2017年のテーマにしようかな、とも思ってしまう次第です。

 

 

テルピネン-4-オール

 

しかし、ここで情に流されたブログを書くのはアロマセレクトらしくありません(正確には坂本らしくありません。アロマセレクトは情緒溢れるブランドです)。

ちょっとドライに涙について語りたいものです。

涙が出るのがリラックスあるいはリフレッシュにつながるというのは、睡眠と同じく副交感神経が優位になっているからと言われます。

交感神経と副交感神経は、もう何年も前からしばしば情報番組等々で取り上げられているので、いつの間にか脳に刷り込まれています。

交感神経が優位な状態のときは集中力が高まり緊張している状況です。

良い睡眠をとるときには副交感神経を優位にするような活動をすることが勧められていますね。

 

ということで、副交感神経の強壮作用がある成分を身近なところで調べてみました。

あるではありませんか。

テルピネン-4-オールです。

 

特にテルピネン-4-オールについては詳しく言及した記憶はありませんが、簡単に構造などを紹介したことはあったかと思います。

 

テルピネン-4-オール

テルピネン-4-オール

 

シンプルな形状ですが、OHといういわゆるアルコールの特徴構造が含まれているのが目を引きますね。

しかも、第三級アルコールと言われるもので極めて酸化しにくい構造です。

とは言え、いわゆる脱水は起こりやすい構造でもあります。

 

 

 

テルピネン-4-オールが含まれる精油

 

アロマセレクトでこの成分が含まれる精油で、特に多いなと思うのは

タテヤマスギ精油、ヒノキ(葉)精油、ヒノキ(枝葉)精油、アスナロ精油です。

クロモジやニオイコブシにも1%前後は見られますが、上記のものは4~6%ほど見られます。

 

針葉樹の葉に含まれる傾向があるようですね。

 

檜の葉(上野さん撮影)

檜の葉(上野さん撮影)

 

テルピネン-4-オールの香りによって副交感神経を優位にするというのは、森林浴効果とも関係がありそうです。

 

 

 

香りって何かいい

 

精油の使い方はとても多岐に渡るので初めての方にも使い慣れた方にもおすすめなのです。

マッサージにも使えるし入浴グッズにも使えるのですが、やっぱり何といっても基本は香りなんだなぁと思いだしました。

肌から成分を取り入れる場合でも、香りは必ずついてきます。

どんな使い方をしても、香りによる作用がついてくるというのが精油の良いところです。

(香りが嫌いな人、ごめんなさい)

 

森林資源が原料のためか柔らかい香りなのが嬉しいです。大量に使うと当然きつくはなりますが、きつい中にも柔らかさを感じます。

 

香りが柔らかいというのは実は重要な要素です。

 

香りと脳神経のプロフェッショナルであるアロマセレクトスタッフ・中雄樹くんの論文を見ていてもただの感覚ではとどまらないことが分かります。

中くんについてはブログでも何度か紹介しております。

こちらをどうぞ。

 

工場見学会と香りの知見

クロモジとニオイコブシの精油抽出~工場の香りは精油ブレンド~

精油博士の独り言 匂い判別のメカニズムVol.3 ~香りの強弱と判別~

 

悪い香りは人体への危険を知らせることが多いということを知りました。

良い香りが体への好影響を及ぼすというのも、脳や人体への反応と密接に関わっていると思われます。

 

さて、年末年始のスペシャルドラマで涙を流す用意はできましたでしょうか?

タテヤマスギの精油をお供に涙を流してみてください。

 

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