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記事紹介【樹木で潤う】
更新日 2017/1/21(土)

坂本です。

数日前に読売新聞のくらし面で面白い記事をみかけたので紹介したいと思います。

樹木で潤うというシリーズで、タイトルは自然に近い環境に安らぎというものです。

精油(エッセンシャルオイル)にもちょっと関わるかなぁとこじつけながら読んでしまいましたが、森林浴で人がリラックスできる要因を千葉大学の宮崎良文教授が解説されていました。

 

緑の少ない冬でも、人はなぜ、森林浴でリラックス効果を得られるのだろ う。
千葉大学の宮崎良文教授(森林セラピー学)は、「人間の体は、本能的に自然に近い環境を心地よいと感じるのではないか」と推測する。

人類の祖先がアフリカで誕生したのが約700万年前。現代に近い都市生活を始めたのを産業革命(18世紀)後とすると、約250年間にすぎない。約700万年の歴史のほとんどを、人類は自然の中で暮らしてきた。

宮崎さんは「生活空間の都市化が急激に進んだものの、わずか数百年では遺伝子レベルの進化は起きない。人間の体が環境の変化に適応しきれていないので、都市生活の強い緊張状態に置かれてストレスを感じるのは当たり前」と指摘する。

森林浴セラピーでは「フィトンチッド」と呼ばれる香りが注目されるが、視覚だけでもリラックス効果があるという。

宮崎さんは、香りを除いて、花や観葉植物を見ただけで効果があるのかを、高校生や事務職員、医療従事者を対象に調べた。3分間眺めただけで、副交感神経の活動が高まるというリラックス効果が確認できた。

造花より生花のほうが効果が高かったほか、普通の画像では効果はないが、臨場感のある3D(立体)画像では、脳の前頭前野の活動が鎮静化して、リラックス効果があることもわかった。

宮崎さんは「室内でも、視覚的に本物のような臨場感を演出できれば、森林浴のようなリラックス感が得られる」と話している。

 

 

観葉植物

観葉植物

 

 

馴染んだ地域のものが合っている?

 

よく身土不二(しんどふじ)という言葉を耳にします。人間の身体と土地は切り離せない関係にあり、その土地で採れたものを食べるのが健康に良いという考え方だそうです。

アロマの勉強を始めた頃、精油についても日本人には国産のものが合っているのではないかということも耳にしましたが、実のところ本当にそうなの?と若干疑って聞いておりました(教えてくれた方々、、、ごめんなさい)。

 

実際に香りの質は違えど、海外産の精油も良い香りだなぁと思っておりました。

 

とは言え、どことなく国産の精油が懐かしい香りで落ち着くな、という感覚も肌では持ち合わせていました。

 

理系なもので(というフレーズもあまり根拠はありませんが)、何となく自分の中で、スッとおちる学術的な根拠がないと疑ってしまうタイプだったので、これまでのモヤモヤが上記の記事でいくぶん納得できました。

 

 

 

脳への影響

 

香りは脳へほぼダイレクトに信号を送ります。嗅覚は原始的な器官と言われています。

香りによって、理屈を抜きにした好きあるいは嫌いという基本的な感情につながります。

今回の視覚によるリラックス効果も、それに近いものがあるのかもしれませんね。

 

五感それぞれにリラックスするためのポイントがあるかもしれませんね。

様々な要因がリラックスにつながるのだとは思いますが、その要因の一つに自然というのが多くの人間に関わってくる部分なのかなぁと感じています。

 

植物を見る(視覚)

植物を香る(嗅覚)

植物を触る(触覚)

植物を食べる(???味覚???)

植物の風に揺れる音を聴く(聴覚)

 

味覚はともかく、その他の感覚について考えると、直感的にリラックスできそうです。

 

 

なお、上記で述べたように嗅覚がダイレクトに感情を左右するという点を含めて、良い香りがリラックス効果をもたらすという研究はあちこちでされてるようですので、なんとなーく耳にする機会は多いのではないでしょうか。

 

 

 

追伸

 

なお、冒頭の通り、樹木で潤うというのはシリーズものの2回目でした。1回目は公園でリラックスしましょうという内容でしたので簡単に紹介しておきたいと思います。

公園の木々

公園の木々

 

ポイントとしては

 

・気分転換の外出に木々のある身近な公園がおすすめ

・冬は葉が落ちていて緑が少ないが森林浴効果は低いということはない

・都市に比べて公園の方が副交感神経の活動が活発になり心拍数が下がる傾向にある

・森林セラピーは香りだけでなく風景や音といった様々な環境全般の様々な要素が重要

・冬はしっかり防寒対策をしてからでかけること。寒いとリラックスできず逆効果

 

ということです。

アロマセレクトでは良い香りの面からリラックスの生活を提供できれば嬉しいなと感じております。

 

工場見学にお越しいただいた方の中には精油を抽出したチップに精油を垂らして香りを楽しむ方もいらっしゃいました。

 

クロモジチップ

クロモジチップ(嶋田さん撮影)

 

せっかっく抽出した樹木に精油を戻すのも何かもったいない気もしますが、これってリラックス効果を得るためには実はとても良い手段だったんですね、きっと。

 

抽出前よりも多くの精油を含んだ樹木を通して、視覚と嗅覚でリラックスすることができます。

刺激が少ないほどの精油であればチップを手で触ってリラックスすることも可能です。

エアコンの下に置いておけばチップのすれる音が優しく聞こえてくるかもしれません。

五感のうち4つでリラックス効果をもたらす素敵な材料になるのではないかという予感がしてきました。

チップもいつか販売したいものですね。

 

そんなこんなで、精油製造の身としては、森林やリラックスと関わりのある、こちらのシリーズは読んでいきたいと思います。

 

 

追伸の追伸

 

タテヤマスギとヒノキ(枝葉)の瓶詰め状態の在庫が切れそうだったので、新規に瓶詰めをしました。

どちらもリモネンやα-ピネンという成分を含み、森林浴効果抜群の両者です。

ぜひ寒い時期にもお試しくださいませ。

 

タテヤマスギ精油とヒノキ(枝葉)精油

タテヤマスギ精油とヒノキ(枝葉)精油

 

現在、Webショップやカタログは白キャップになっていますが、順次、黒キャップに変更していきたいと思っています。

これらは本日以降は確実に黒キャップで。

 

タテヤマスギ精油はこちらから

Tateyamasugi(タテヤマスギ)【葉】精油5ml

ヒノキ(枝葉)精油はこちらから

Hinoki(ヒノキ)【枝葉】精油5ml

 

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