アロマセレクト ブログ
こんばんは。坂本です。
坂本が好きなものは精油(エッセンシャルオイル)以外にもあります。
アイスクリームが大好きです。
31日はサーティーワンアイスクリームが31%引きなんです。ご存知でしたか?
しかし昨日が最後だった2月はなんと31日がない!
うるう年でも31日がない!
がっかりなところですが、見事な救済策が施されています。
3月1日も31%OFFなんです。
なので、今晩はサーティーワンアイスクリームに行かねばなりません。
そんなアイスクリーム好きの坂本のターゲットは、上市の味蔵というお土産屋さんで販売しているジェラートとなっています。
スタッフの方々には坂本の好みもしっかりと知られてしまっています。
さてさて、そんな昨今の工場で撮影した1枚の写真。
撮影した時の坂本の影がしっかりと写っています。
とある樹木の枝から抽出できるかどうか試してみて、その残渣がこちらの写真なわけです。
(ちなみに写真の左の方に、うっすらと湯気が見えますか? タテヤマスギを抽出した直後の残渣の湯気が風に流されてきました)
先に断っておくと、実際にこの枝さんに手をかけたのは坂本ではありません。
誰って? こんなことをするのは上野さんに決まっています。上野さんをご存知の方、本件についてのご質問・お問い合わせは上野さんまでよろしくお願いします。
さて、これ、いったい何の枝だと思います?
粉砕すると明るい色なんですね。
果実の枝です。
答えは・・・ぶどう。
ぶどうの木
さてさて、ぶどうの木をご覧になったことはありますか?
よくよく見るとご家庭でもぶどうを育ててる人、たまにいますよね。
坂本も柿とぶどうと大根とジャガイモをいつの日か自家栽培したいものです。
スイカは2年ほど前に試しに種を植えてみましたが、まったく何も出てくる気配がありませんね。
そんなぶどうの樹木からは、まったく精油は出ませんでした。
仮に精油が出たとしても販売はちょっと・・・という香りでした。
抽出にトライした際の容器にもいわゆる自然の「くさ~い」香りがついてしまいました。
ちなみに残渣からも同様に「くさ~い」香りが・・・。
なんでもかんでも抽出すれば良いというものでもないのですね。
しかし、これもヒントの一つです。
枝がダメなら、ぶどうの皮はどうなんだろう?と思ってしまいます。
ぶどうの皮を蒸留すると精油はでるのかな?
出る/出ないに関わらずどんな香りなんだろう?
様々な疑問が沸いてきます。
しかし、そのためにはブドウの皮を集めなくてはいけません。
どうやって?
ブドウの皮をこちらにお寄せください、と看板をかければ良いのですかね?
上市町の役場に協力してもらって、入口で集めますか?
ぶどうにも種類があるので、種類別に集められるように分別する?
皮はすぐに腐りそうなので、集めたらすぐに抽出しなくては。
でも腐った後の方が有機成分が発生して精油を抽出しやすくなってはいないだろうか?
疑問しか出てきません。
ぶどうについて
抽出するかどうかはさておき、すくなくとも枝に手をつけてしまったわけですから、相手のことをしっかり理解しなくてはいけません。
ここでぶどうの成分を調べてしまっては何の進歩もありません。
まずは、もっと大所高所で「産地」から調べましょう。
ぶどうというと山梨や岡山(マスカット)が思い出されますが、さてさて、生産量や出荷量はどこの都道府県が多いのでしょうか。
少しさかのぼりますが、2014年の出荷量をみつけました。
だんとつ1位は山梨です。
なんと4,2000トンも生産しているのです。
国内生産量の実に4分の1が山梨産らしいです。
ワインも有名ですよね。
続いて長野、そして私のもう一つの故郷・山形が3位にランクインしています。
そう言えば、ぶどうがけっこうたくさんあったような気がします。
岡山も堂々の第4位です。
マスカットに限ると、9割が岡山産だそうです。
ところでマスカットってちゃんとした定義があるのかな?
とりあえず緑色という印象なんですけど合ってますかね?
緑色のものと精油抽出は相性が良いのではないでしょうか。
気になる成分は
当然、品種によって異なるでしょうが、一般的にどんなものが含まれているのかをgoogle先生に聞いてみました。
主成分は、よく聞くポリフェノールだそうです。
いわゆる抗酸化作用で若返りとか巷で言われていますね。ワインにも入っています。
ポリフェノールは強い還元作用というのを持っていて、この還元作用にも関わってくるような精油についての質問が先日、アロマセレクト宛てにありました。
非常に興味深い質問だったので、坂本からの回答と合わせて後日のブログで紹介させていただきたいと思います。
(先方からも了承を得られました。)
クエン酸、ビタミンA、B1、B2、Cなども含まれており、皮にはアントシアニンという物質が含まれているそうです。
種にはタンニンという苦い成分が含まれています。
場所によっていろいろなんですね。
どれか抽出できそうな成分ってありますかね?
アントシアニンはいけそうかな?と思ってましたが、これは水溶性ですね。
むしろ蒸留水をターゲットにした方がよい?
そもそもワインみたいになっちゃう?
またまた疑問がつきません。
とにかくいつかやってみた方が早いような気もしてきました。
しかし先述の通り皮集めが難儀しそうです・・・。
ま、構想の一つとしてとっておきます。
ぶどうの枝からは抽出ができませんでした、というのが本日の結論ということで。
また(上野さんが)トライしたらご報告いたします。
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