アロマセレクト ブログ
おはようございます。坂本です。
これまで精油の良いところを書いてきたように思いますが、本日はちょっと趣向を変えてタイトルの通り、精油を使用する上での注意事項を記したいと思います。
精油をお使いの方は一般的に言われているのでご存知の方も多いかと思います。
1.目に入れない
2.皮膚に直接つけない
3.3歳未満の子供の手の届くところには置かない
4.直射日光を避ける
5.飲まない
6.火気厳禁
これらがもっとも耳にする注意事項です。
以前にもどこかで書いたような気がしますが、アロマセレクトでは、これらの注意事項をそのまま丸写しということはしておりません。
販売前に可能な範囲できちんと調査してみたのです! そんなこと調査しなくても当たり前だというのも直感的に分かるような気もしますが・・・ま、好きにさせてくださいませ。
さてアロマセレクトの理念の一つとして環境との共生を目指しつつ、巷で行われるような動物実験を行ったりはしません。
しかし、例外があるのです。
それは坂本実験です。
これは、もうどうしようもありません。
化学をやっていたせいか、坂本としては、できることは試してみないとどうもモヤモヤが残ってしまうのです。
ということで自分自身で実験開始。
1.目に入れない
やってみないと気が済まない、と言った直後ですが、怖くて試せませんでした・・・すみません。
しかし、意図せぬ出来事が発生し、はからずも実験結果が出てしまいました。
さすがい目に入れるのはまずいだろう、と思っていたのですが、ある日、精油を抽出して若干手に付着したまま、手を洗わずに帰宅してしまいました。
車の中で目がかゆくなったので、精油が若干付着したままの手で目をこすってしまいました。
すると、な、な、なんと、得も言われぬほどの痛みというか沁みを感じたのです。
以前にひどい結膜炎になって目が開けられなくなってしまったことがありましたが、まさにあの感覚。
とにかく目を閉じれば何とか沁みを我慢できなくはないが、とにかく目を開けようにも痛すぎて開けられない状態です。
そんな時に私を救ってくれたのはこちら。
たまたま車の中に置いてあった当時1歳の息子のおしりナップ。
これを5枚ほど使って目を直接拭いたところ、なんとか痛みが治まりました。
本当に失明するかと思うほどの状態でした。目には入らないようにお気を付けください。
目に入った場合は大量の流水で洗い流しましょう。
精油は水には溶けにくいですが、サラサラした成分が多いため、流水で洗い流すことは可能です。
それでも心配な場合は眼科の受診もおすすめします。
2.皮膚に直接つけない
これも控えた方がよいですね。
大量につけたわけではないのですが、これは意図的に腕に垂らしてみました。
時間がたつとちょっと痒みがでてきてしまいました。
目もそうなのですが、基本的には原液のまま肌に触れるのは良くないと思います。
1%からちょっと強めで5%ほどに薄めてマッサージに使うなり、お風呂に入れるなりして肌に触れる分には有効成分をちょうど良い濃度で体内に取り込むこともできるでしょう。
3.3歳未満の子供の手の届くところには置かない
これは3歳未満と言わず、エッセンシャルオイル、アロマオイルといったものが危険性のあるものだよ、というのが分からない年齢の子供には直接手の届かないところの方がよいです。
(ネタ的ではありますが)テストついでに、当時3歳の子供の手の届くところに中身を水に入れ換えて置いておきました。
ものの見事に開けてしまいました。
4歳になっても相変わらずです。
危険です。特に目に入る、あるいは5番の誤飲とのコンボも十分あり得ますので、小学校低学年のお子さんがいらっしゃる場合、あるいはペットも含めて手の届くところには置かない方が良いでしょう。
4.直射日光を避ける
精油はほとんどの場合が遮光瓶に入れられているので、光が直接当たることはそうそうはないでしょう。
とは言え、透明瓶でフタをして直射日光下に置いておくと、香りが変化したような気がしました。
悪くなったかと言われると香りの好みのような気も・・・。
精油成分の中には光のもとで反応の進む物質も多くあるのだと思われます。
しかしながら、これは全種類について試してみたいですね。
ひょっとしたら変化することによりさらに良い香りの物質に変化するものもあるかもしれません。
手に余裕が出てきたら、調査を進めるかもしれません。
5.飲まない
実は、これ、試したことないのです。
先日、飲むとどうなるのかな?と思いつつ、ほんのちょっと手についた精油(クロモジ)を舌で舐めてみました。
ちょっとスーッとした気がしたような・・・。もっとドバっといきたいところですが、まだ覚悟ができていません。
こちらについてはいつかご報告できる日がくれば良いですが・・・。
クロモジのハーブティーを飲むこともたまにあるので、一回あたり何グラム使っているかを考えれば、およそ何mlの精油成分を飲んでいるのかも算出できなくはないですが、まだやっておりません。
報告する日が来ないかもしれませんし、来るかもしれません。
試してみないと気が済まないんだろ!といった突っ込みは無しで、そっとしておいていただければと思います。
6.火気厳禁
結論から言いますと、燃えます。燃やすときはもったいないなぁと思いつつ、胸が締め付けられてしまいました。
マッチの火を近づけると、見事に「ボッ」と燃えました。
心なしかはかなくも美しい炎に見えました。
確実に燃えます。
もっとも、燃えるであろうことも成分を見てみると明らかに分かるのですが・・・。
精油は炭素と水素および酸素からできているものが多いです。
燃えることで二酸化炭素と水になってしまったのでしょう。。。もったいない。
精油は正しい使い方をすれば、身にも心にも有効ですので、その分、誤った使い方はしないでくださいね。
以上、実践込の精油の注意事項でした。
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