アロマセレクト ブログ
おはようございます。
坂本です。
5月も終盤に入りました。すでに夏に片足を踏み込んでいるような今日この頃です。
そんな日が続くと、道端にあるヨモギで団子を作りたくなってしまいます。
しかし、そんな私はアロマセレクト。
団子ではなく精油を作ります。
昨年も抽出していたのですが、再度のトライです。
ということで、仕入れたヨモギをさっそく千切って釜に詰めてみました。
(千切ったと言うと、丁寧に時間をかけて千切ったように思われてしまいますね・・・怠け者のため園芸用のシュレッダーを使用してしまいました・・・作業時間は5分ほどです・・・)
これで8.0kgです。
食べてしまいたくなりますね。(なりませんか・・・?)
そしていつものように抽出機へ入れます。
電源をオンにして待つこと約1時間、精油が出てきました。
さらにそこから1時間ほど抽出を続けます。

ヨモギ精油
アロマセレクトで現在販売している精油はどれも黄色味がかった透明色に近い色を呈していますが、ヨモギは真っ青ですね。
見ていてとても綺麗です。
そして青色というのが、心なしか涼しい気持ちをもたらしてくれるのです。
よくよく見ると泡が青いのも美しく感じます。
目で見て楽しむことができる精油ですね。(遮光瓶に入れてしまったら色が分からなくなってしまいますが・・・)
しかし、通常の常圧の水蒸気蒸留では、なかなか期待するほどの量が出てきてくれません。
この日は8.0kgと7.7kgの合計15.7kgのヨモギを原料としましたが、収穫は目測で約7mlほどです。
今日か明日にでも脱水作業を終えたら、目測ではなく正確な収量を記録したいと思っております。
さて、そのヨモギ精油も富山大学にて成分分析を進めてみたいと思っていますが、アロマセレクトの商品化している精油と重複する成分もいくつかあるかもしれません。
しかし気になるのは青色のもととなっている成分です。
実は昨年にテスト抽出したヨモギ精油は半年ほどで青色が抜けてしまいました。
これは成分が変化してしまったということでしょう。
成分自体がまったく異なるものに変化してしまったのか(例えば酸化)、あるいは成分同士がくっついてしまったのか(重合)、わかりかねるところです。
他にも、1年前の精油が現在では粘り気が出てきてしまったという変化もありました。
何かと謎の多いヨモギ精油ですが、その青色がミステリアスを増幅しているように思えてきます。
成分が素直にわかるものかどうか不安はありますが、楽しみも大きいです。
時間が若干かかるかもしれませんが、結果が分かり次第、改めてブログで報告させていただきたいと思っております。
楽しみにお待ちくださいませ。
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