砺波市で開催された 令和6年度 親子体験教室にて屋敷林とアロマのワークショップを実施しました。砺波平野の散居村は「カイニョ」と呼ばれる屋敷林に囲まれた家が点在しています。日本の農村の原風景と言われており、砺波平野の散居村は、全国でも最大規模のものです。今回は、砺波市様より依頼をいただき、2024年8月23日に親子体験企画で屋敷林からアロマを抽出するワークショップを実施させていただきました。剪定作業から始めます。場所は、となみ散居村ミュージアム。伝統館、情報館、交流館、民具館があり、散居村の歴史と暮らしを感じられる「となみ野田園空間博物館」の拠点施設です。となみ散居村ミュージアム周辺の庭木を、実際に剪定するところから体験開始です!枝を3束ほど切り落とし、その後、葉先をチョキチョキ。スギの爽やかな香りを感じながらの作業です。細かくした葉は、その後、小型の蒸留器へ。理科の実験のような装置を前にした子供達、いろんな角度から眺めていました。精油が出てきた時の香りは強烈だったらしく「うわっ!クサイ!!」と鼻をつまむお子さんも。精油は、香りのエッセンスをギュッと濃縮したものなので、思ったよりも刺激が強いため長時間嗅ぎ続けると体調不良を起こすこともあります。この後は、十分に換気をしながら行いました。アロマ石鹸作り蒸留の合間にアロマ石鹸の準備です。この日は、アロマセレクトのいつものラインナップに加え、2023年秋に行われた砺波市剪定枝リサイクル大作戦で採取した精油も使っていただきました。その後、選んだ精油を石鹸に練り込み形成していきます。今回参加してくださった砺波市、高岡市の児童・保護者のみなさん、暑い中ありがとうございました。身近にある屋敷林からも精油が採れること、蒸留方法を知ってもらい、生活用品として天然の香料を使う心地よさを知ってもらえたのではないかと思います。そして、この精油を使うことで剪定枝を活かすことができるって、なんだか嬉しくなりますね。【砺波市屋敷林剪定枝リサイクル大作戦からの精油生成について】こちらは、富山県砺波市の屋敷林剪定枝リサイクル事業ご協力のもと、株式会社プロジェクトデザイン AROMA SELECTが製造した精油です。散居村の美しい景観のシンボルでもある屋敷林。古来からの知恵が詰まった生活様式を後世に残すために、私たちは積極的に保全活動に参加しています。そして、一緒に活動してくださるボランティアも募集しています。アロマセレクト(info@aroma-select.jp)までご連絡ください。砺波市散居村ミュージアム https://sankyoson.com/〒939-1363 富山県砺波市太郎丸80TEL 0763-34-7180 FAX 0763-34-7182開館時間:午前9時~午後6時(部屋の利用は午後9時まで)休館日:毎週水曜日・祝祭日を除く毎月第3木曜日・12月29日~1月3日アロマセレクトについて私たちアロマセレクトは、“Made in 富山”にこだわり、地元・富山県の豊かな森の恵みから丁寧に香りを抽出し、精油を生成しています。美しく豊かな自然を守るため、アロマセレクトでは間伐材を使用した精油を抽出。森を守る木こりさんと共に健やかな森を保つための山の管理にも貢献いたします。次世代へ豊かな自然を残していきたい。たとえ小さな一歩でも、できることから取り組んでまいります。%3Cdiv%20class%3D%22iframely-embed%22%3E%3Cdiv%20class%3D%22iframely-responsive%22%20style%3D%22padding-bottom%3A%2052.5%25%3B%20padding-top%3A%20120px%3B%22%3E%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Faromaselect.stores.jp%2F%22%20data-iframely-url%3D%22%2F%2Fiframely.net%2F2NyDHLv%22%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fdiv%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20async%20src%3D%22%2F%2Fiframely.net%2Fembed.js%22%3E%3C%2Fscript%3E%3Cbr%3Eこの記事の著者について福井 千寿子富山県出身。自営業の傍ら、週末に山の手入れを行い、兼業農家であった祖父の背を見て育つ。里山での生活で、自然と共に暮らし、美しい景観を見ながら生活できることに何よりも豊かさを感じている。樹木の持つ心地よい香りと、何千年と生きる種の力強さに魅了され2020年よりアロマセレクトのブランドマネジャーに就任。