こんにちは。アロマセレクトの森田です。最近の富山は、春の陽気と冬の名残の寒さが行ったり来たりの日々です。そんな春の兆しを感じはじめていた2025年3月下旬、毎年砺波市で開催されている『春の剪定枝リサイクル大作戦』に行ってきました。これは、砺波市内の各家庭の屋敷林(砺波地方ではカイニョと呼ばれています)で出る剪定枝(せんていし)を無料で回収する同市の取り組みです。アロマセレクトは、回収された剪定枝の中から精油になりそうな樹木を集めて、実際に精油を抽出する作業を行っています。この、砺波市主催の『剪定枝リサイクル大作戦』と屋敷林(カイニョ)については、詳しくは過去のブログ記事で詳細を記載しておりますのでご参照ください。今回は定番のスギ、マツ、サワラ、アスナロなどのほかに、柚子や、今が旬の木蓮なども入手してきました。そもそもマツや杉などの針葉樹は、蒸留すると柑橘のような爽やかな香りがあるのですが、柚子が少し加わるだけで、柚子胡椒のようなピリッとした感じと、ジューシーな柑橘香が加わり、とってもいい香りです。ちなみに柚子の枝は写真の通り、バラより鋭利なトゲがたくさんついており、大変危険なので取り扱い注意なのです。蒸留する際も厚手の手袋2枚重ねで、慎重に扱いました。誤って柚子の枝を踏んでしまったら、長靴さえも貫通して大けがしてしまうそうです。。アロマセレクトでは今後、このようにして抽出された精油と、その副産物で採れる芳香蒸留水を『剪定枝リサイクル大作戦』のオリジナルブレンドとして商品化していきたいと考えています。砺波市で伐採された樹木たちが、精油や蒸留水となって甦ることで、自然の循環に繋がることを願って。そして地域の活性化にも貢献できるよう、こういった商品の開発に今後ますます力を入れて取り組んでまいりたいと思っています。アロマセレクトについて私たちアロマセレクトは、“Made in 富山”にこだわり、地元・富山県の豊かな森の恵みから丁寧に香りを抽出し、精油を生成しています。美しく豊かな自然を守るため、アロマセレクトでは間伐材を使用した精油を抽出。森を守る木こりさんと共に健やかな森を保つための山の管理にも貢献いたします。次世代へ豊かな自然を残していきたい。たとえ小さな一歩でも、できることから取り組んでまいります。%3Cdiv%20class%3D%22iframely-embed%22%3E%3Cdiv%20class%3D%22iframely-responsive%22%20style%3D%22padding-bottom%3A%2052.5%25%3B%20padding-top%3A%20120px%3B%22%3E%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Faromaselect.stores.jp%2F%22%20data-iframely-url%3D%22%2F%2Fiframely.net%2F2NyDHLv%22%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fdiv%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20async%20src%3D%22%2F%2Fiframely.net%2Fembed.js%22%3E%3C%2Fscript%3E%3Cbr%3Eこの記事の著者について森田 かな大学から地元北海道を離れ15年近く東京に住んでいたが、身体が自然を求めるようになりコロナ禍に石川へ移住。今年の秋に石川→富山への更なる移住に伴いアロマセレクトで働きはじめる。工房から香る様々な精油の香りと絶景の立山連峰に日々癒されている。畑を耕したり美味しい地元の食材で料理をすることが何よりのしあわせ。