こんにちは。アロマセレクトのスタッフ森田です。蝉が本格的に鳴きはじめ、今年も暑い暑い夏がやってきましたね。35度を超える日が続いても驚かなくなってしまいました。20代のころは、夏バテって?おいしいの?というくらい、夏バテとは無縁で食欲旺盛だったのですが、年齢とともにすっかり夏は食欲減退気味になってしまいました。毎食スイカが主食でもいいくらいに感じていますが、そういうわけにもいかないので、暑さで弱った身体をいたわる食事を日々心掛けています。そんな猛暑の続く夏ですが、少しでも涼しく、心地よく過ごせる方法を日々あれこれ試しています。もちろん冷房も使いますが、しっかり冷えた室内で長く過ごしていると、気づけば身体が芯まで冷えていたり、反対に外へ出た瞬間のサウナのような熱気で、室内との寒暖差にどっと疲れてしまったりすることがあります。そんな夏だからこそ、身体を冷やしすぎない工夫も大切だと感じるこの頃です。東洋医学では、夏に冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎたり、冷房で身体を冷やしすぎたりすると、自律神経のバランスが乱れ、胃腸の働きが弱くなりやすいと考えられています。その影響が、秋や冬になってから身体の不調として現れることもあるとされています。私も以前は、冷房がしっかり効いたオフィスで週5日デスクワークをしていました。身体がなんとなく巡らないような感覚。汗はかいているのに、体外へ流れ出ていくだけで、自分の身体の内側が養いきれていない感覚。あの頃の生活習慣を振り返ると、今なら理由がわかる気がしています。暑さを我慢するのではなく、身体に負担をかけずに心地よく過ごす方法を模索する中で、最近わたしがあらためて感じているのが、暑い季節に活用する「香り」の心地よさです。香りで感じる、もうひとつの「涼」冷房で室温を調整することももちろん大切ですが、それだけではない涼しさの感じ方もあります。そのひとつが、香りです。日本には昔から、五感を通して季節を楽しむ文化がありました。暑い夏に、風鈴の音に耳を澄ませたり、打ち水をしたり、硝子の器を使ったり、うちわで風を送ったり。実際に気温が下がるわけではなくても、「なんだか涼しい」と感じる工夫が、昔から暮らしの中にありました。香りも、そのひとつです。昔の人々は、季節の植物の香りを暮らしに取り入れていました。端午の節句には菖蒲を飾ったり、菖蒲湯に入ったりして初夏の香りを楽しみ、邪気払いの願いも込めていたそうです。また、クロモジは爽やかな香りをもつことから、江戸時代には楊枝の材料として広く親しまれ、人々の暮らしに寄り添ってきました。香りは昔から、自然や季節を身近に感じ、日々の暮らしを豊かにする存在だったのかもしれません。樹々の香りで変わる、暑さの感じ方私自身、アロマセレクトで働くようになってから、香りと暑さの関係を以前より意識するようになりました。蒸留を行う工房には、その時々でクロモジやタテヤマスギ、ヒノキなど、さまざまな樹木の香りが漂っています。真夏の工房はとても暑く、冷房を入れても広い空間なので、ちっとも涼しくなってくれません。それでも不思議なことに、樹々の爽やかな香りが漂っているだけで、暑さが少しやわらいで感じられることがあります。この暑さの中で、もし香りがまったくなかったら、もっと重たく、もっと蒸し暑く感じるのではないかと思うのです。香りには温度を下げる力はありませんが、それでも、私たちの気分や心地よさには確かに影響を与えてくれているように感じています。おすすめの「涼」を感じる香りの楽しみ方香りの楽しみ方は人それぞれですが、ここでは私が夏によく取り入れている方法をいくつかご紹介します。アロマミスト気分やその場の空間を瞬間的にリフレッシュしたい、そんな時には、アロマミストがおすすめです。寝具や洗面所、車の中などにシュッとひと吹きするだけで、その場の空気が少し変わったように感じます。持ち運びやすく、場所を選ばず気軽につかえるので、一番取り入れやすい香りの方法かもしれません。移動中、電車内が混んでて空気がむわっとするようなときなども、ミストをハンカチに吹きかけて、香りで気分を落ち着かせたりもします。(混んだ電車が苦手なので、たまに東京にいくときはミストは必需品です・・)また、車で出かけるときに車内にスプレーすることが多いのですが、気分が切り替わるので気に入っています。夏なら、クロモジやタテヤマスギ、屋敷林のさまざまな樹木がブレンドされたカイニョミックスなども爽やかでおすすめです。アロマディフューザー空間にやさしく香りを広げたいなら、アロマディフューザーが使いやすいです。強く香らせるというより、ほんのり漂うくらいがちょうど心地よく感じます。私は寝室に置いているのですが、眠りにいざなう優しい香りにいつも癒されています。寝室だけでなく、リビングや玄関、洗面所などにも取り入れやすいです。アロマセレクトのディフューザーだと、「クロモジ」や「とやまのかぜ」、「葉月」などが清涼感もありおすすめの香りです。オイルウォーマー専用の道具は必要になりますが、私が好きなのがオイルウォーマーです。上のお皿にぬるま湯と精油を数滴入れ、下のキャンドルに火を灯すと、ゆっくり温まりながら香りが広がっていきます。香りを楽しむのはもちろん、火の揺らぎを眺める時間そのものにも癒されています。慌ただしい毎日の中で、ゆっくり火を眺める時間はなかなかないですよね。火の揺らぎをぼんやり眺めながら香りを感じていると、自然と心が落ち着いていくのを感じます。夏は針葉樹や爽やかなハーブ類の精油を組み合わせると、この季節らしい軽やかな香りを楽しめるのでおすすめです。樹々の香りとともに過ごす夏冷房は、今の日本の夏には欠かせない存在です。だからこそ、風鈴の音や夕方の風、そしてふと漂ってくる香りの気配など、五感で涼しさを感じる時間も大切にしたいと思っています。この夏は、香りを暮らしに取り入れながら、自分にとって心地よい「夏の涼み方」を見つけてみませんか。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアロマセレクトについて私たちアロマセレクトは、地元・富山県の豊かな森の恵みから丁寧に香りを抽出し、精油を生成しています。美しく豊かな自然を守るため、アロマセレクトでは間伐材を使用した精油を抽出。森を守る木こりさんと共に健やかな森を保つための山の管理にも貢献いたします。次世代へ豊かな自然を残していきたい。たとえ小さな一歩でも、できることから取り組んでまいります。%3Cdiv%20class%3D%22iframely-embed%22%3E%3Cdiv%20class%3D%22iframely-responsive%22%20style%3D%22padding-bottom%3A%2052.5%25%3B%20padding-top%3A%20120px%3B%22%3E%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Faromaselect.stores.jp%2F%22%20data-iframely-url%3D%22%2F%2Fiframely.net%2F2NyDHLv%22%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fdiv%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20async%20src%3D%22%2F%2Fiframely.net%2Fembed.js%22%3E%3C%2Fscript%3E%3Cbr%3Eこの記事の著者について森田 かな大学から地元北海道を離れ15年近く東京に住んでいたが、身体が自然を求めるようになりコロナ禍に石川へ移住。その後、富山への更なる移住に伴いアロマセレクトで働きはじめる。工房から香る様々な精油の香りと絶景の立山連峰に日々癒されている。美味しい地元の食材で料理をすることが何よりのしあわせ。